thewarpedradio

From Plan To Progress

Evolution In The Wrong Direction (2008)
イギリス出身の彼らのメンバーチェンジを経てリリースされた、自主制作のEPに続く1st。EPではシンプルで速く短い曲が中心であったが、今作では方向性として複雑に構築するわけではなくあくまでメロディを最大限に活かすシンプルさは変わらないが非常に一つ一つの楽曲やアレンジが練られており、勢いの中にもインテリジェンスさを感じられる作品になっている。どの曲も重すぎな一方で力強くも儚さも感じさせる哀愁漂うメロディが今作では素晴らしく、どの曲もキャッチーながらもフックがありそういったメロディを重視しつつもMelodic Hardcoreの力強さや疾走感が最大限に堪能できるだろう。またゲストボーカルを迎えた12曲目は元々の彼らの透明感がありつつも力強いメロディに女性ボーカルが加わり混声となることでコーラスの絶妙な入り方と合わせて勢いの中にも他の楽曲とは異なった表情を見せてくれており、派手さはないながらも名作である。全12曲。
☆☆☆★★ Immersed / Global Reaction / Running For Their Lives Again
It Could Have Been Me / Whitney Houston We Have A Problem
So Give It Up / The Last Destroyer
Melodic Hardcore Fullblast "Contagious Movement Theory"