thewarpedradio

A Change Of Pace

An Offer You Can't Refuse (2005)
2003年に自主制作のEPを出し、Purevolume経由で一躍知名度を上げた彼らが2004年にImmoeralと契約してリリースした待望の1st。時代の流れを反映したScreamoであるもののそれを彼ら独自のサウンドに昇華されているのは、ベースにあるのがPop Punkであることであろう。メロディは甘酸っぱさを感じさせつつもどことなくエモーショナルさが漂い、部分的にはHardcore由来の重さや激しさ、絶叫にも近いスクリームが混ざり込んでいるが、それと対になっているのが縦ノリで軽快なリズムと青臭いメロディである。若さゆえの勢いが詰め込まれた作品ではあり、様々な要素が混在している分全てがシームレスにつながっているとは言い難い部分もあるが、6曲目ではScreamoを中心にメタル要素が強いリフが入り込むなどそれぞれがPop Punk主体であったり、ScreamoやHardcore主体であったりなど楽曲ごとの表情が明確であり、そこに相反する要素をうまく組み込んでおりバラエティに富んだ作品になっている。全11曲。
☆☆☆★★ Loose Lips Sink Ships / Death Do Us Part
Asleep At The Wheel / December
Home Is Where The Heart Is / Chippie / Goodbye For Now
Screamo Finch "What Is It To Burn"