thewarpedradio

Digger

The Promise Of An Uncertain Future (1998)
Ex-WestonのChrisを中心に結成されたDiggerの2nd。前作同様演奏がすごい上手いというわけではなく、むしろショボいOld SchoolのPop Punkではあるもの何故か彼らの作品は中毒性があり本作でもそれは裏切らない。ただし1stが完全なB級Pop Punkだったのに対して、今作では曲のアレンジもより聞き易くなっていて、持ち味である部分はそのまま残しつつもより洗練された感がある。適度に疾走しつつ合間合間に単音リフを入れ込み、コーラスも完璧であり聞けば聞くほどにB級Pop Punkの沼に足を引きずり込まれるような魅力を抱えている。それはメロディとコーラスに加えてリフが第3のメロディのような形で、終始メロディが中心に構成されていることに依る部分が大きいだろう。地味な存在ではあるが、Diggerの作品はどれも外れがない隠れた名バンドである。全14曲。
☆☆☆☆ Pieces / Quitters Never Win / Tour Diary / Board Games
Space Cadet / Picture Perfect / Past Mistakes
Old School Pop Punk Walker "Actually, Being Lonely Isn't All That Bad"