thewarpedradio

Drunk In Public

Tapped Out (1996)
初期Fealessを代表するバンドの一つである彼らの唯一の単独作品である1st。90sの典型的なサウンドである、重さを感じさせずに適度な軽さを持った疾走感あふれる楽曲が中心になっているものの、4曲目のように意外とメタル的な要素を所々に入れ込んでいたり、6曲目や12曲目では途中にスラップが入り込むことにより緩急なども含めた押し引きがあり、カントリー要素が強い冒頭からいきなり加速する7曲目などテクニカルさではない部分での様々なサウンドのクオスオーバーが楽しめる作品である。しかしベースとなるのはSkate Punkであり、様々な要素を入れ込みながらも力強くものっぺりとした少しB級感漂うメロディと勢いはどの楽曲においてもぶれていない・またドラムは速さがあり手数が多いながらもドタバタ感が拭えず、このドタバタ感としつこいまでに同じような忙しい展開を何度も入れ込んできているところなど愛すべきB級メロディック作品である。全15曲。
☆☆☆★★ Way He Feels / Promise to Trust / Meaningless / Don't Give Up
Cowboy Blues / Heidi / Something Changed / Till the End
Fast Melodic Punk Blount "Trauma"