Every Time I Die
The Big Dirty (2007) | |
2005年のExtreme The Dojoで来日も果たした彼らの4th。メタルコアとして括られることが多い彼らではあるが、今作ではそれだけに留まらずに横ノリのダンサブルなサウンドを組み込んだ非常に特徴的なサウンドに仕上がっている。また元々のサザンロックからの影響を残しており、リフもメタル要素もありながらもロックンロール要素も強くどれかに括ることをできない多様なサウンドが今作で特筆すべきところであり、元々の縦ノリに近いアグレッシブなHardcoreやメタリックさと横ノリのうねるようなグルーブが彼らにしか出来ない絶妙なバランスを作り出している。王道のMetalcoreではない分勢いや重さだけを重視すると亜流として捉えがちであるが、表情豊かに歌い上げるボーカルは時にはアグレッシブに、時にはダンサブルであり、彼らにしか構築できないサウンドがこの作品には詰まっており、オリジナリティという点においては良いが初期のようなシンプルなサウンドの方が彼らには合っている。全12曲。 | |
☆☆☆★ | No Son Of Mine / Rebel Without Applause / Cities And Years A Gentlemans Sport / Depressionista / Buffalo Gals |
Metalcore | Shadow Falls "The War Within" |