thewarpedradio

The Get Up Kids

Kicker (2018)
前作リリース後にバンドとしての表立った活動がなくなっていた彼らの約7年ぶりのリリースとなるEP。復活後は悪くはないがTGUKという冠においてはバンドのアンサンブルというよりもエレクトロなどその他の要素を重視しすぎた結果どうもしっくりと来ない部分があったが、今作では少し前作のエレクトリックさを引きずっている部分もあるがほとんどそれが払拭されて彼らにしか出来ないサウンドが戻ってきている。もちろん完全に原点回帰という訳ではないが、青臭いメロディと文章ではなく短い言葉の羅列で耳にストレートに入ってくる歌詞とその韻が作り出すリズムが心地よい彼らの特徴を全面に押し出した1曲目や、パンキッシュで力強いサウンドにMattのエモーショナルなメロディが乗った疾走感あふれる3曲目など、ストレートにメロディとアンサンブルを鳴らす初期の青臭い姿を彷彿とさせる楽曲が揃っている。それ以外の2曲に関しても路線はそのままであり、Jamesのキーボードがアクセントとなっているがコンパクトにまとまっている4曲目やコーラスとメロディの力強さと絡みが心地よい2曲目などアルバムへの期待感が否が応でも高まる作品である。全4曲。
☆☆☆★★ Maybe / Better This Way / I'm Sorry
Emo Dikembe "Ledge"