thewarpedradio

Lidless Toybox

Alive & Kickin' (2002)
岡山出身の彼らの1stEP。初の正式音源であることもあるが、一言でいえばものすごく荒々しい作品である。しかしそれは単に勢い任せという訳ではない。もちろんそういったがむしゃらさを感じる部分もあるが、それぞれの曲を良く聞いていくと様々な要素を感じることができる。基本的には硬派な部類に属するだろうMelodic Punkを基本としつつも当時流行ったような縦ノリのバンドとは一線を画す、あくまでもシンプルなサウンドである。そこにアメリカンロック的なダイナミックさを持ったメロディやサウンドがあり、そこは彼ら独特のものである。ボーカルも決して他と比べて極端に秀でている訳ではないが、若干低く鼻にかかったような声が伸びやかに響いており聞いている側に何かをとても強く訴えかけてくるようである。全ての面で他とは違う独特なスタンスは既にこの作品で確立されている。全7曲。
☆☆☆ Perfect Days / Flaky Biscuits / Watch Yourself With Foreign Eyes
Rainbow Wardance
Melodic Punk Pennywise "Pennywise"