Mcsmokerson

What We're Running (2005)
	コロコロと何度も名前を変える彼らの、Mcsmokerson名義としては2枚目となるEP。速さの中にもハードロックのようなダイナミックさを感じさせるイントロから始まる今作は、少しねちっこさやエモさは強めではあり、速さもそこまで速くはなくむしろミドルテンポ中心ではあるものの、疾走感とメロディのバランスが非常に心地よい楽曲が揃っている。そのメロディも爽やかさと切なさを兼ね備えており癖もないため、非常に耳に馴染みやすいものとなっていると言えるだろう。これは高くも低くもなく良い意味であまり特徴のないボーカルの声質がそう感じさせるのであろう。またそんなボーカルによって歌われている歌詞も1つの楽曲の中で物語や日記のようであり、その点でも非常にエモーショナルかつ独特である。また4曲目はタイトルの長さに対して曲は4秒しかないというこのアンバランス感はギネス級であったりなど一筋縄ではいかないバンドである。
☆☆☆★★	God Rest Ye Merry Gentlemen / Some Zeppelin / Go The F To Bed "hey" Is For Whoreses
Melodic Punk	Saving Face "Saving Face"