Michaelane

Straight From The Ghetto (2007)
	アメリカ出身の彼らの唯一の単独作品である1st。時代的なものもあるが、少しEmo寄りのねちっこさがありつつも伸びやかなメロディがシンプルに疾走していくアレンジの上に鳴り響いており、その爽やかさが非常に心地よい作品である。部分的に切り取ればPop PunkやMelodic Punk、Emoなど様々な要素を感じさせるところはあるが、全体的にはどれにも属しているわけではなく非常に多様なようでベースとしてはSkate Punkや本来の意味でのMelodic Hardcoreに重点を置いているため速さや勢いの中にもメロディが最大限に生きている。全体的にはテクニカルさはあまり見られないが、所々で無駄に手数の多いドラムロールや2バスを入れ込んでいたり、5曲目のようにMetalばりなソロやリフを入れ込んでいたり、カバーもアレンジ自体は比較的らしく変えているものの選曲自体はベタだったりと若さゆえの勢いや衝動が詰め込まれているところも意外と聞き逃がせないポイントである。全15曲。
☆☆☆★★★	Time After Time / Spanish Prisoner / Lever 2000 Miles Away Holding On / Tell Me / Last Regret / Remain / Not Alright
Fast Pop Punk	The Swellers "My Everest"