The Matches

E. Von Dahl Killed The Locals (2003)
	当時は完全に無名であったが既に自主制作の本作を携えて2003年にZebraHeadの前座として来日経験もあった彼らの1st。彼らの特徴は一見するとすごくポップではあるが、ロック的な要素もある所であろう。演奏のレベルも1stAlbumにしてはまとまっている。しかし1枚を通してこれだ、っていう曲がないのも事実。聞いていると途中で飽きてしまうし、そもそもアレンジも微妙に似たり寄ったりで同じような曲にどれも聞こえてしまう。他に似ているバンドがないだけに、それがかなり残念。いかに自分たちらしさを出していくかが今後の作品の課題であろう。それでも00s以降のPop Punkに飽きた人や、ちょっと今までとは違うような音を聞いてみたい人には良いかもしれない。所々違う楽器を使用しているとこにも将来の可能性やセンスをを感じることができるであろう。この作品自体の評価は後にEpitaphから再発されていることからも窺い知れるだろう。全11曲。
☆☆★★	Dog-Eared Page / Chain Me Free / Say 18 / The Jack Slap Cheer
Pop Punk	Fonzarellies "Fat Cash, Bad Habits"