neko!
Amazing! Split (2014) | |
2014年3月での解散を表明した彼らが、最後に選択したのは盟友とも言えるShort Storyとの、以前幻に終わったスプリットというそれだけでも熱さを感じられずにはいられないラスト作。盛大なカウントから始まる1曲目はこれまでの彼らの集大成とも言えるかのようなフォーキーでありながらも、少し吐き捨てるかのような熱量のこもったメロディと合わせて裏でずっとギターがもう一つのメロディを奏でるようなリフが鳴り続けている。またそこに絡みつくコーラスもシンガロング必至の暑苦しさ満載である。そして途中でもう一段階ギアをあげてテンポアップして一気に駆け抜け、最後にまたミドルテンポに戻るという展開が最高である。また、どこかThe Blue Heartsを彷彿とさせるようなシンプルなイントロで始まる2曲目は、1曲目よりも少しテンポ自体は落ちているが熱量と勢いに溢れたメロディとシンガロングのコーラスとの絡み合いが絶妙であり、これがラスト作であることが本当に残念でたまらない傑作である。全2曲。 | |
☆☆☆★★★ | Frighten Away / Hi |
Folk Punk | Lucero "Tennessee" |