Panonaport

4 Songs EP (2016)
	10s以降従来のサウンドを継承しながらも突然変異のように次々の新しい音を鳴らすEmo/Indie Rockバンドを多数輩出している吉祥寺出身の彼らの1st EP。低音を強調しつつも若干テクニカルでタッピングなども入れ込んだMath Rock要素もあるギターリフを中心としたTwinkle Emoを基調としながらもメロディが非常に力強くEmoの青臭さや甘酸っぱさは皆無であり、どちらかと言えば暑苦しいコーラスも含めて非常に泥臭い。また畳み掛けるような曲展開からはHardcore的アプローチも感じられる。特にしっとりとエモーショナルな展開で始まりながらも途中で一気に爆発をする2曲目のようにEmoという枠を超えてSad PunkやMelodic Punk、Indie Rockなど様々な要素を上手く組み込んだサウンドは非常に洗練されており、同じ吉祥寺のFallsを彷彿させる部分もあるが全方位的に様々なものを詰め込んだ作品であり、今後が非常に楽しみなバンドである。全4曲。
☆☆☆★★	Mistakes of summer / Spang / Does Not Matter
Indie Rock	falls "5 songs cassette EP"