Pennywise
Never Gonna Die (2018) | |
前作の11thでJimが復活したものの、1996年になくなったJason存命時の未発表曲などを音源化したものであったので、Jimが復帰してからの実質最初の作品となる12th。相変わらずの金太郎飴的な作品であることに変わりはないが、やはりPennyweiseというバンドにはJimの存在が不可欠といえるような作品に仕上がっている。Fletcherが奏でるシンプルながらもエッジの効いたリフとJimの力強いボーカルが混ぜ合わさることがPennywiseの最大の特徴かつ魅力であり、それが今作では遺憾なく発揮されていると言えるだろう。BPMによるものではない圧倒的なまでのスピード感を武器に、社会への警鐘を哀愁漂うメロディが力強く歌い上げ、要所要所に入るシンガロング的なコーラスといい、硬質なリフにメタリック要素が加わったアグレッシブなサウンドは、前作とは異なる意味での原点回帰と言えるだろう。全14曲。 | |
☆☆☆★★ | Never Gonna Die / Keep Moving On / Live While You Can We Set Fire / A Little Hope / Won't Give Up The Fight Can't Save You Now / Something New |
Melodic Punk | Engrave "Your Share Of It" |