thewarpedradio

Reggie and the Full Effect

41 (2018)
久々のリリースとなった7th。これまでは作品ごとに様々な表情を見せつつも、どちらかと言えばキーボードを全面に押し出してメロディはポップながらも変態的、変則的なアレンジを大々的に取り入れていることが多かったが、今作ではどちらかと言うと作品全体としてはシンプルに構成されている。もちろん5曲目のように今までと同じベクトルで打ち込みを取り入れデジタルとアナログの融合を見せている楽曲もいくつか含まれている。しかし作品全体としては多少変態的ではあるもののPop Punkがベースにあると言えるだろう。特に前半部分はそれが顕著である。中盤から後半に行くに従ってシューゲイザー要素をも取り込みながらEmoともPop PunkともRockともカテゴライズ出来ない彼ら独特の浮遊感漂う楽曲が並んでいる。この浮遊感が彼ら最大の特徴であり、今作もそれが非常に心地よく響いてくる作品である。全14曲。
☆☆☆★★ il Pesce Svedese / Alone Againe / Broke Down / Karate School
The Horrible Year / Trap(ing) Music / Off Delaware
Pop Punk The Get Up Kids "There Are Rules"