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Satanic Surfers

The Usurper (2018)
13年ぶりの新作に先駆けてリリースされたシングル。前作から非常に長い期間が空いてはいるが、初期を髣髴とさせるようなベースラインがギターに埋もれることなく動いており、ロドリゴの力強く歌い上げるメロディと相まってどこを切り取ってもSatanic Surfersであると言えるような楽曲になっている。1曲目はシンプルながらも圧倒的なスピード感で終始疾走しており、合間に取り入れられているリフといい彼らの王道的な楽曲である。ハードロック的なダイナミックさを感じさせるイントロから始まる2曲目は本作のみの収録であるがHardcore色が若干強いが、それも彼らの魅力の一つである。しかし過去の焼きまわしではなく長いキャリアの中で培ってきた様々な要素を取り込んでおり、後半は少しスピードを落としてレゲエ的なリズムを取り入れているがそれがSatanic Surfers流にアレンジされており、アルバムへの期待感を掻き立ててくれる作品である。全2曲。
☆☆☆☆ The Usurper / Skate, Don't Care
Fast Melodic Punk ------------------------------
Back From Hell (2018)
地獄かどうかは分からないが、タイトル通り第一線にカムバックした彼らの復活後初となる7th。先行シングルとなったThe Usurperで幕を開ける本作は、ブランクは合ったが前作の延長線上というよりも1st以前の精神性を現代風に解釈し直したかのような懐かしさを感じる作品になっている。楽曲自体は終始硬派なサウンドでありつつも疾走しておりそのスピードが緩まることはないが、それは1st〜3rdのような適度な軽さを帯びた速さではなく、Swedish Hardcoreを彷彿とさせる極初期のHardcore要素もまだ織り込まれていた頃のような重さが速さの中にも感じることができるだろう。展開もHardcoreやMetal、Melodic Punkなど多彩な要素が複合的、多層的に構築されておりその分曲自体は少し長めになっている曲もあるが、それを気にさせない展開は見事である。全10曲。
☆☆☆☆ The Usurper / Catch My Breath / Self-Medication
All Gone To Shit / Madhouse / Paying Tribute / Back From Hell
Fast Melodic Punk I Against I "Headcleaner"