thewarpedradio

Sick Of It All

Blood, Sweat And No Tears (1989)
NY Hardcoreを代表する彼らの記念すべき1st。前作のEPの時点で方向性は既に確立されていたが、前作で見られた荒々しさは今作ではなくなり全てが速く、短くシンプルになっており全てのパートの音ががっちりとスクラムを組んだかのような完成度を誇っている。東海岸のHardcoreの流れを脈絡と受け継いだサウンドであり、初期衝動だけに留まらない勢いに溢れた仕上がりになっている。そういった意味では目新しい所はないかもしれないが、他のバンドとの大きな違いはメロディにあるだろう。2曲目の様なシンプルながらも少しずつテンポが上がってくると共に、テンションも上がってくるような展開や随所にみられるシンガロング要素満載のメロディやコーラス。決してポップと言わけではないが、それまでのHardcoreのサウンドにメロディアスさを存分に取り入れ、相反する要素のこの2つを共存させたのが今作であり、その意味でも新たな方向性を示した作品である。全19曲。
☆☆☆☆ The Blood & The Sweat / Clobberin' Time / Pay The Price
Give Respect / Pushed Too Far / B.S. Justice
Stick Together / My Life / No Lebels / The Deal
Old School Hardcore Paint It Black "Paradise"