thewarpedradio

Smoke Or Fire

Above The City (2005)
Jericho Evaから改名してSmoke Or Fire名義としては1stAlbum。活動歴が長いバンドであるために、良い意味で音にまとまりがある一方で単なる直球勝負のPunkではなく、様々な要素をミックスした上で自分たちの音を作り上げているのが本作であろう。Jericho Evaの時よりもより激しく、よりメロディックになっており90年代のMelodic Hardcoreが好きな人でも違和感なく受け入れられるバンドであろう。それは何よりもHCスタイル寄りのボーカルがそう感じさせるのであろう。決して派手さはないけれども根底にある熱いものを時には吐けだし、時には歌い上げるものはまさしく90年代の音であり、The Lawrence Armsなどにも共通する何かを感じる。彼らのライブを実際に見た時に近年Punkと言うカテゴリーの中ででも失われかけていた愚直なまでに根底からわき上がるモノを素直に表現している気がし、懐かしさのあまりライブ中に涙目になったことを覚えている。それ位素晴らしいバンドだと自信を持って言える。全12曲。
☆☆☆☆★ California's Burning / Cops And Drug
Goodbye to Boston Culture As Given / Delawhere
Loving, Selfloathing / Southpaw / Cryin' Shame / Point Break
Melodic Punk 88 Fingers Louie "Back On The Street"