The Tossers
The Emerald City (2013) | |
コンスタントに活動を続けている彼らの9th。作品を重ねるごとに良い意味で洗練されつつも決して根底にあるものはいつでもブレることなくいつも通りの作品に仕上がっている。バグパイプなどを踏んだんに取り入れてアイリッシュパンクのまさに王道ともいうべきそのサウンドは他のバンドとも類似する部分があるが、今作ではその民族的な要素を今まで以上に全面に押し出した作品となっている印象を受ける。元々Punkの要素はあくまでも一つの要素としてあり、根底にはIrishなどのFolk要素が強かったバンドではあったが、原点に少し立ち戻ったような楽曲が多く収録されていることが本作の特徴であろう。そのためPunk的要素である勢いや荒々しさは残って入るものの大分薄れてはいるが、その分様々な楽器の音がクリアに聞こえるため高音と低音の鳴りのバランスが素晴らしい作品である。もちろんメロディに関しては言うまでもなく良い。全14曲。 | |
☆☆☆☆ | The Rover / Here's To A Drink With You / Wherever You Go / USA The Break Of Dawn / The South Side Of Town Where The Beer And Whiskey Flow / God Bless You |
Celtic Punk | The Real McKenzies "Two Deviles Will Talk" |