Trash Boat

Brainwork (2015)
	前作のEPが自主制作ながらもその完成度から一気に知名度を上げた彼らがHopelessと契約をしてリリースした2nd EP。HardcoreにPop Punk要素を詰め込んだんサウンドであるが、00s後半以降にキーボードを取り入れたりなど多種多様な進化を遂げたEasycoreの中でも源流の影響を色濃く残したサウンドであり、他のバンドとはベクトルが異なっていると言えるだろう。1分弱ながらも緩急やフックの効いたキャッチーかつ疾走感溢れる1コーラスで始まる本作は骨太で重さがありつつも勢いのある重厚感も漂うアレンジの上をポップでキャッチーなメロディが縦横無尽に行き交いつつも、テンポを一気に落としてヘヴィーさをも兼ね備えている。決して目新しいサウンドではないが、ボーカルのTobiの声質が力強くも何処か甘酸っぱさがありサウンドにマッチしている作品に仕上がっている。全5曲。
☆☆☆★★★	Taylor / Saving Face / Perspective As Seen On Screen / Eleven
Pop Punk	The Story So Far "While You Were Sleeping"