thewarpedradio

Voodoo Glow Skulls

Who Is, This Is? (1994)
のちの再発盤ではジャケットが変更となってはいるが、クリリンジャケットでおなじみの1st。元々3兄弟が中心にやっていたHardcoreのバンドにホーン隊を入れて発展した経緯があるだけに、他のSka Punkとは明らかに一線を画している。高速カッティングをきかせながらも重戦車のごとく押し寄せる低音の聞いた曲を中心とし、その上に早口でまくしたてるメロディと音数の多いホーン隊が載っており、本来のスカの陽気さと言えるものは皆無ではあるが、その勢いと音数の多さによる音の渦のようなものが聞いている側を巻き込み虜にする魅力に溢れた作品である。The Beatlesのカバーも収録されているが、最早完全に原曲を感じさせないほどにVGS流にアレンジされており、もちろん粗さなどはあるがその辺りの柔軟性や自分たちのスタイルは既にこの作品で明確になっており、彼らの礎を築いた1枚と言えるだろう。全16曲。
☆☆☆☆ Insubordination / Give In / Sin Berguensa(Si Habla Espanol)
Dog Pile / Here Comes The Sun / Too Many Secrets / Ugly Stick
Revenge Of The Nerds
Ska Punk The Suicide Machines "Destruction By Definition"