Waiting For Better Days
EP 2008 (2008) | |
イタリア南部の都市バーリで2007年に結成された突如現れた突然変異的なバンド、Waiting For Better Daysの1st EP。電子音を取り入れたデジタル的なインストから幕を開ける本作は、プログレ要素が強く独特な展開を主体としながらもメタリック度合いが非常に強く、その両方を兼ね備えたハイブリットな作品に仕上がっている。一気に駆け抜けると思えば途中でHardcore的なブレイクダンスで一気にスピードを落として重さを強調しているかと思えば、再び一気に加速してリスナー側を一気に引きずり込む力強さにあふれている。その中でもカオティックな展開と速さが心地よい2曲目やシャウトとクリーンのボーカルを使い分ける3曲目、流れるように展開しながらもリズムチェンジを多用してプログレ感漂う展開の4曲目など、様々な表情を見せつつそれを一つにまとめあげているメロディとの絡みが絶妙な作品である。全5曲。 | |
☆☆☆★★★ | Frammenti / Enjoy The World / Giorno Per Giorno / Ciò Che Lascio |
Melodic Hardcore | Wolfrik “Skeleton City” |