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Amber Pacific Interview in 2005

1.インタビューを受けてくれてありがとう。簡単にまずはバンドについて教えて下さい。

やあ、Willだよ。僕たちのバンド、Amber Pacificは今僕とMatt、Dango、Gregの4人なんだ。(2005年12月現在)けど、今年中に新しいギタリストを加えるつもりだよ!僕は高校1年の時に3ピースでこのバンドを始めたんだ。で、そこからここまで成長したんだよ。

2.何でバンド名を”Amber Pacific”って名付けたの?

最初このバンドを始めた時は“Follow Through“って名前だったんだ。でもHopeless Recordsと契約する時に、東海岸にすでに同じ名前のバンドがあって法的にも問題になることが分かって、Follow Throughってバンド名から他の何かに変えなくちゃいけなかったんだ。その時にベーシストのGregが色々なバンド名のリストを出してくれて、その中からAmberとPacificっていう二つの単語を異なるバンド名からピックアップして、それをつなげたんだよ。

3.君たちはどんな音楽やってるの?って誰かに聞かれた時は、いつも何て答えてる?個人的にはPop Melodic Punkかなって思ってるんだけど。

それはわかるけど、個人的にはバンドに対しての固定概念や、レッテルとかが嫌いなんだ。僕は単にバンドの音を聞いて、彼らが好きか嫌いかを自分で判断するべきだと思ってるよ。だから誰かが僕たちのことを「ポップパンク」バンドだって言ったとしても、それは必ずしも僕たちのスタイルじゃないよ。

4.どんなバンドに影響を受けてるのかな。あとはみんな共通して好きなバンドはある?

今はバンドとしては、The Starting LineやJack's Mannequin,UnderOathとかに大きく影響を受けてるよ。でも僕たちのバンドは色々な音楽の要素を持ってるし、バックグラウンドも広いと思うよ。GregはRancidやOperation IvyとかのOld Schoolなバンドが好きだし、Mattはどちらかというと、Fall Out BoyやThe All American Rejectsの様なNew School的な要素を持ったバンドが好きなんだ。DangoはLagwagonやNo Use For A Nameの様なバンドに大きな影響を受けているんだ。

5.ドラマーのDangoは一番新しいメンバーで、一番年上でもあるよね?どうやって彼が加入することになったの?あと、彼が新しくバンドに持ち込んだものって何かな?

Dangoは素晴らしい人だよ。それは彼のドラムが同じように素晴らしいこととは別にしてでもだよ。彼はBellemont大学を卒業したあと、ナッシュビルでスタジオドラマーとして働いていたんだ。俺たちは元々彼のルームメイトをドラマーとして迎えたいと思ってたんだけどトライアウトに来れなかったんだ。だけど結果的には彼はDangoを代わりに俺たちのトライアウトに送ってくれたんだ。その時俺たちはDango以外にもニューヨーク出身のBillっていう2人のドラマーと試したんだ。Billは素晴らしい人だったけど、俺たちはDangoを選んだんだ。彼はバンドにPunkっていうそれまでとは異なる要素をもたらしたと思うよ。それは違うジャンルからの沢山のファンをもたらすことになっていると思うよ。あと彼は曲作りの過程においてのアレンジのスキルももたらしたと思うよ。でもこれは実際には質問とは違う話かもね。

6.Hopeless Recordsと契約する前には何か君たちはリリースしたことはある?

Hopeless Recordsから出された“Fading Days”っていうEPは最初は友達や家族のために単にレコーディングしたCDだったんだ。だから契約する前には、最初高校の友達や家族に配ってたんだ。でも全部収録曲とかは同じだよ。

7.1stAlbum、"The Possibility & The Promise"のタイトルにはどんな意味が込められているの?

"The Possibility And The Promise"っていうタイトルは僕たちの未来や多くの機会やこれから待ち受けていることへの道筋のことを表しているんだ。可能性・未来(The Possibilities)はずっと永久に続く無限のものだし、それをすることの約束(The Promise)は今の自分たちの目の前にあって手の届くものだから、僕たちはそれをつかむために必要なことをするんだ、って意味を込めたよ。

8.何で"Always You"を再録したんだい?

僕たちはこの歌にはもう少しEPの状態に手を加える必要がある気がしたんだ。だからアルバムに収録したんだよ。これにはDangoが素晴らしいドラムパートをいくつか加えて、テンポも少しだけ上げたよ。あとはビオラの音色も入ってるよ。

9.君たちはいつも作品にアコースティックを入れるよね。それはどうしてだい?

僕はアコースティックギターとアコースティックソングが大好きなんだ。あとはピアノもね。だから僕たちは自分たちの側面を示すために、少なくとも最低1曲はCDの中に入れようとしてるんだ。そういうことが好きなんだよね。さらにシンプルなロックよりも幅も出せると思うしね。

10.今回のアルバムではよりメロディックになったし、何よりも様々なテンポの曲が増えたよね。何か作る時に狙いとかはあったのかな?

僕たちは単に自分たちのCDがロックで、聞いていて楽しい何かを持っていることを確かめたかっただけなんだ。そしてそれがきちんと表現出来たと思うよ。あとはやっぱりDangoが高速な曲に関しては彼のパンクのルーツがあるから大きな役割を持っていると思うよ。

11.一番個人的にアルバムの中で気に入ってる曲はある?

う~ん、それはどんどん時と共に変わっていくよ。けどすぐに思い出して、しかもずっと一貫して変わらないのは6曲目の"For What It’s Worth"だよ。

12.君たちのサウンドの基本、根本って何なのかな?何を一番重要視している?

僕たちは自分たちが書いた曲の全てを好きになろうとしてるよ。もし気に入らなかったらすぐに捨てちゃうしね。あといつも色々な要素を詰め込みすぎないように心がけているよ。

13.どうやっていつも曲は作ってるの?Willが一人で全体を作っちゃうの?

今作、"The Possibility And The Promise"では全曲僕が書いてるよ。けど"Poetically Pathetic"と"The Sky Could Fall Tonight"、"Save Me From Me"のメロディをGregに送って、歌詞を書いてもらったんだ。彼には作詞の素晴らしい才能があると思ってるからね。あと"Postcard"の歌詞に関しては一緒に彼と共同で作ったよ。

14.いつも曲を作ったりアレンジしたりする時に心がけてることはある?

僕たちの曲に色々なパートとかを付け加えるのはレコーディングスタジオにいる時なんだ。だからその前に僕たちはいつも基本となるコード進行とアレンジだけ作ってるんだ。

15.歌詞についてだけど、主に何について歌っているか教えてくれる?

僕が書く曲の多くは高校時代からの元彼女についてのことを歌ってるよ。2年間付き合って結局別れちゃったんだけど、その時に思った気持ちとか感情について書いてるよ。でももうこのことは忘れようとも思うから、次のアルバムではもっと違うテーマについても書いていくよ。

16.この2年間、WarpedTourにも2年連続参加したし沢山のライブをしてるよね?

僕たちはそんなに多くのライブをしたとは思ってないよ。僕たちのレーベルは2004年のWarpedTourに参加することはやってくれたけど、2005年に関してはあのステージに立てたのはレーベルと俺たちの努力の結果なんだ。あとその間にもいくつかHoplessのブッキングエージェントにしてもらって小さいツアーもしたよ。でも最近APAの新しいブッキングエージェントに頼んでしてもらうことにしたんだ。彼女と一緒にやれることが楽しみだよ!

17.いつもライブではどれ位曲はやってるの?

それはその日のライブで、僕たちがどの位置によるかにもよるよ。もし僕たちがヘッドラインだったら14曲位やるし、ラインアップの中でそうじゃなかったら7,8曲だよ。

18.どんなバンドと仲がいいの?

WarpedTourやその他の小さいツアーで沢山のバンドと出会ったよ。例えば、AcceptanceとかNew Found Glory、Good Charlotte、Autopilot Off、MxPx、Relient K、Something Corporate、Jack’s Mannequin、Houston Calls、Socratic、Chiodos、Yesterday’s Rising、Kane Hodder、The Junior Varsity、Number One Gun、Hawthrone Heights、Fall Out Boy、Rufioとかね。他にもたくさんここに上げられない位いるよ!

19.Willは日本人とのハーフだし、君たちは日本に興味はあったりするかな?

君たちみんなのためにプレイしに、いつか日本へ行くことにすごく興味あるよ!僕はもういつか思い出せない位前に日本へ行った時以来、日本は素晴らしいとこだって知ってるよ。

20.日本でも君たちのライブを見たがっているKidsがいっぱいいるんだけど、そのことについてはどうかな?

僕たちは僕たちの国以外のキッズが僕たちの曲が好きで、ライブを見たがってることを知れてすごく嬉しいよ。すごく光栄だしね。僕たちは彼らが僕たちをチェックしてCDを買ってくれて本当にありがたいと思ってるし、感謝してるよ!

21.じゃあこれからの計画について教えてくれるかな?

2005年の残りは休みを取って、僕は次作への曲作りを始めるよ。その後1月下旬から2月上旬にかけてヘッドラインツアーをして、その後Matchbook Romanceとかと一緒のTake Action Tourに3月4月と参加するよ。その後新作のレコーディングでスタジオに入ろうかと思ってるんだ。出来ることならばまたWarped Tourに今年も参加して、秋に大きなツアーに出たいね。

22.じゃあ最後に日本で君たちのライブを待ちこがれてるKidsにメッセージをお願いします!

僕が日本にキッズ全員に送りたいメッセージは、僕たちだけじゃなくてアメリカの全てのバンドをチェックしてくれて、本当に本当にありがとうってことだよ!僕は日本を訪れたことのあるバンドがみんな日本のキッズはライブで本当にクレイジーだって言ってるのを聞いて知ってるよ。だからKeep rockin it!!