thewarpedradio

Blink-182

California (2016)
前作リリース後に中心人物の一人であるTomがドタバタ劇の中で脱退となり、新作の制作はもちろんバンドの存続すらも危ぶまれる中で誰もが想定をしていなかったAlkaline TrioのMattが加入するというサプライズを経て制作、発売された7th。3rdを彷彿とさせるような、そして皆がBlink-182の姿として期待するようなPopでキャッチーなメロディにTravisが生み出すシンプルなようで手数も多く独創的なドラムによる独特のうねりが今作では復活している。Tomが脱退しボーカルの片翼を失ったことによってツインコーラスは影を潜めMarkがメインを取る楽曲がほとんどではあるが、その分コーラスやシンガロングが増えており、今までにはない力強さを感じさせる。またたまにMattが全面に出ている楽曲もあり、その中からはBlink-182でありながらもALK3を感じさせるような雰囲気もあり、これは寄せているのかどうかは不明ながらも意外とMarkとMattの声質が似ていることにもよるだろう。しかしやや実験作的な要素も強かったここ2作のようなダイナミックで壮大さをも混ぜ込み、打ち込みなども多用した2曲目や4曲目があったりなど、決して原点回避とは言えず、年令を重ねた分の円熟味も感じさせる作品である。全16曲。
☆☆☆★★ Cynical / She's Out of Her Mind / Sober / No Future
Kings of the Weekend / Rabbit Hole / Brohemian Rhapsody
Pop Punk AFI "Sing The Sorrow"