thewarpedradio

Cents Less

Things Change And So Did You (2001)
LWLとのスプリットに続いてリリースとなった、アメリカ出身のCents Lessの唯一の単独作品。盟友であるLWLのSteveがプロデュースしていることもあり、青臭く爽やかなメロディが特徴であり、90s以降のPop Punkを土台としていながらも、非常にボーカルが男臭く力強いため00sの頃のPop Punkとは異なるバタバタ感と洗練されすぎていないB感が漂っている。しかしその一方でアレンジはベースが低音を支えながらも非常に動き回っており、その上を司るギターリフやアレンジも変則的な部分を垣間見せる部分もあり、勢い任せのようでいてかなり計算されつくされている。そんな中でミドルテンポの5曲目も悪くはないが、4,6曲目のようにバタバタ感を出しながら一気に爆発して疾走していく楽曲のほうが完成度は高く、個性も強いため、この作品が最後になってしまったことは惜しい。全6曲。
☆☆☆★★ Breakdown / Here Today Gone Tomorrow / Tonight / Giving Up
Pop Punk LWL "Quarter Life Crisis"