Consumed
A Decade Of No (2018) | |
2003年に解散をしたものの長い沈黙を経て解散時のメンバーのままで復活を果たした、Consumedの2nd EP。元々UK Melodicをベースとしながらもアメリカナイズされたサウンドへと作品を重ねるごとに変化をしていった彼らであるが、本作は時間は空いたもののその延長線上にあり、よりイギリス特有の陰りのある湿った空気感を持ったメロディは鳴りを潜めて力強く疾走していく軽快感が心地よい作品に仕上がっている。むしろ以前よりも西海岸要素は強くなっており、メロディにはUKらしい湿り気を感じさせる部分は多々あるが、軽快感とともにソリッドな疾走感の印象がより強くなっている。しかしそういった速さだけでなくミドルテンポで渋さを感じさせるラストを飾る6曲目やバスドラを踏み続けて速さの中にも重さを感じさせる5曲目があるなど、ベテランらしくバラエティにも富んだ作品である。全6曲。 | |
☆☆☆★★ | Wake Up Warning / Devil's Chords And Anyone Else Who Knows Me / Cut Me Down |
UK Melodic | Face To Face "How To Ruin Everything" |