thewarpedradio

Fireworks

We Are Everywhere (2006)
ミシガン州出身の新星、Fireworksの1stEP。ギターの音をキーボードのように加工するなど現代的な感覚を持ったバンドであり、そのようなバンドは数多く存在するが、そのようなバンドとはどこか一線を画していると言えるだろう。それは彼らが作り出しているメロディや楽曲が持っている力強さによるものではないだろうか。近年のemo的な要素を含み影響を受けていることは随所に感じられるが、根底にあるものは2000年前後のemo的要素がPop Punkの中に自然な形で表現されて、構成要素の一つであった時代特有の音である。近年のこのようなバンドが忘れかけている力強さを持ち合わせたバンドである。もちろんまだ若いバンドであり若干背伸びをしているように感じられる部分もあるが、ひたすらポップでキャッチーでアップテンポという狙いを貫いている作品と言えるだろう。しかしもう少し1枚の中でテンポ的にメリハリがあると個人的には良い。全6曲。
☆☆☆★★ From Mountain Movers, To Lazy Losers / Cardellini
Michigan Boys Need Top Gun A Clue
Pop Punk Relient K "Apathetic EP"