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Fresh

Fresh (2017)
デモ2作を経てSpecialist Subjectsから発売された、ロンドン出身の期待のニューカマーFreshの1st。アコースティックよりのIndie Rock要素の強い楽曲で幕を開ける本作は、一気に爆発をする2曲目の時点で完璧であろう。殆どが2分以内というコンパクトにまとまりつつもじわじわとテンションが上っていき途中で爆発する5曲目や、単音リフとブリっとした生々しいベースの上を情感豊かなメロディが印象的な7曲目がある一方で、Emoっぽいフレーズをギターでは感じさせる中で穏やかに優しく歌い上げる8曲目があるなど、メロディック要素もありながらも、Indie Rockやシューゲイザーなどシンプルながらも様々な要素を感じさせるが、ベースにあるのは力強くも温かみのあるメロディとそれを情感豊かに歌い上げる女性ボーカル、そして効果的に使われるコーラスとの絡みである。まだメンバーも若いのに楽曲のクオリティはかなり高く、1stにして素晴らしい作品になっている。全11曲。
☆☆☆☆ Get Bent / Bible Camp  / Fuck My Life / Wish You Were Here
Six Months / Lead Ashtray / No Big Deal
Meoldic Punk Caves "Homeward Bound"
Daytime / Nighttime (2018)
前作の1stで一気に知名度を上げた彼らが矢継ぎ早に300枚限定でリリースしたシングル。方向性は前作と変わっておらず、タイトル通り昼夜の2つの異なる表情を感じさせる楽曲が収められており、Melodic PunkやUK Melodicの雰囲気や影響を残しつつもシューゲイザーのような勢いに溢れた熱量がある一方でIndie Rockのような力強さ、Emoの美しさや儚さが渾然一体となっており、曲数は少ないながらも彼らの魅力が存分に詰まった作品と言えるだろう。特に1曲目はそのメロディの瑞々しさと時折見せるシャウトのバランス、そしてその後で入り込むソロといい完璧である。一方の2曲目はタイトル通り、勢いというよりは少し影を落とした静けさの中に内から迸るような熱量を感じられる。静と動、緩急など全ての相反する要素を絶妙なバランスで構築している名作である。全2曲。
☆☆☆★★★ Daytime / Nighttime
Melodic Punk Shit Present "Shit Present"