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Gametime

Gametime (2019)
2000年からの4年間という僅かな期間しか活動をしておらず、カンザス州のローカルバンドの1つであった彼らのディスコグラフィ。 1st EPからリリース順に並べられているが、元々Hey Mike!とのスプリットも予定されていたバンドであり、方向性としては青臭く甘酸っぱいメロディを中心にしたあの頃のサウンドが詰まっている。しかし土地柄かカラッとした空気感だけでなく、どことなくエモーショナルで湿り気を帯びたメロディが印象的であり、少し垢抜けない感があるものの、瑞々しいまでの青臭さを伴った軽快なメロディはリマスターをしても当時の時代感がそのまま残されている。そこに適度な爽快さに溢れた疾走感が加わった楽曲の数々は派手さはないながらも、何かのきっかけで爆発的な人気を集めた可能性を秘めており、知名度に関係なく良質なバンドは数多くいることを証明している作品とも言えるだろう。全22曲。
☆☆☆★★★ -----------------------------
Fast Pop Punk Rufio "Anybody Out There"