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Laarhöne

Skål för ingenting (2014)
Lastkaj 14とのスプリット。Lastkaj14と共に演奏している曲こそTrall Punk色が強くなっているが、基本的にはまさに基本に忠実なMelodic Punkである。しかしメタルよりやスピード重視の00s以降のサウンドではなく民族的な雰囲気を伴いつつもリフなどを前面に出して軽さや疾走感を重視したサウンドである。声質もそうであるが全体を通して非常に男臭い、泥臭いアレンジながらも、どこか軽さを感じられる。この軽さが彼らの持ち味の一つとってもいいのではないだろうか。90sの軽さとポップさ、Street Punkの勢いと荒々しさ、そしてそこに加わる民族的、牧歌的なメロディ。その独特の混ざり具合は興味深く、ありそうでなかったバンドである。ただ欲を言えばどの曲も平均以上のクオリティではあるが、個人的にはこれっていう曲がないのが多少残念である。しかし共演曲は一聴の価値がある。全6曲。
☆☆☆ Skål för ingenting / Dia Psalma
Statstøtta Saltstøtte / Brente broer
Trall Punk The Forgotten "Control Me"