thewarpedradio

Notes To Myself

Embers (2019)
Wild Animalsに在籍しているJamieが出身地であるマラガで活動していたのが本バンドであるが、彼がマドリードに移住したことによりバンド名をJamie 4 Presidentに変更してサイドプロジェクト的に活動をしていたが、約10年ぶりにNotes To Myself名義で発売をしたEP。Indie Rockを基調としながらもザラッとした質感を持つソリッドなリフやアレンジはギターロックやメロディックパンクの影響も感じられたり、メロディからはUK Melodicのような少し陰りのある雰囲気を感じ取れるなどベテランらしくJamieの他のバンドとは異なる一面を色濃く出している。躍動感とキラキラしたリフから始まる1曲目はエモリバイバルの影響も受けたTwinkle要素も強く、2曲目はそこにシューゲイザーの要素を組み込んだ力強くもどこか無機質な感じも受ける音の渦に飲まれていく感覚が非常に心地よい。3曲目では一転して有機的な人の感情の浮き沈みを体感するかのような本来の意味でのEmo要素が強く、4曲目はエフェクトの影響もあるが独特の浮遊感とともにしっとりと歌い上げるような楽曲であり、Jamieのどのバンドとも異なる魅力に溢れた作品である。全4曲。
☆☆☆★★★ The Tempest / Honesty / Síndrome Overview
Indie Rock Fresh "Daytime / Nighttime"