thewarpedradio

Randy

The Rest Is Silence (1996)
作品ごとにサウンドを大々的に変化させつつもRandyらしさは一切失わないという奇跡的なバンドである彼らの2ndは、前作までのSka的な要素も若干残しながらも、今作では高速メロディックにシフトした感がある作品に仕上がっている。間髪をいれずに良い意味で慌ただしく矢継ぎ早に繰り出されるメロディとテンポチェンジ、この慌ただしいまでにドタバタ感満載で一気に駆け抜けつつもその中で緩急を織り交ぜることにより、その速さと緩さがより際立っている名盤である。速さを重視しつつも4曲目のようにテクニカルなイントロを入れているのは後の高速メロディックの先駆けと言ってもよく、10曲目のようなHard Rockばりの高音でのコーラスもご愛嬌であり、様々な要素を取り込みつつも、それを全てMelodic Punkという枠の中に入れ込んだ今作は正直捨て曲がなく、1stと並んでメロディック史上に残る作品である。全11曲。
☆☆☆☆★ Snorty Pacifical Rascal / Utilizing Peanuts / At Any Cost
Where Our Heart Is / No More The Meek / On The Rack
The Beginning / Kiss Me Deadly / Whom To Blame
Fast Melodic Punk Millencolin "Life On A Plate"
Randy The Band (2005)
作品を重ねるごとにドンドン作風が変化していき、毎回新たな方向性を示す彼らではあるが今作では前作でも垣間見せていたガレージを作品の中心に据えた6th。しかし完全なガレージパンクというわけではなく、彼ら独特のポップセンスを兼ね備えたメロディがキャッチーさや爽やかさを出していて、どちらかと言えばRamones寄りのポップパンクである。リリース当初は個人的にはこの変化を受け入れることは難しかったが、全体の雰囲気は今までの流れの延長線上にもあり、ガレージ色が強くなって入るものの極上のポップパンクとして捉えることもできるだろう。特に今作では80sのポップサウンドをも彷彿とさせるような甘いメロディが非常に特徴的であり、そういった部分がRandyらしさを垣間見せている。どの作品でもRandy節は変わらないものの、作品によってその聞かせ方、響かせ方が全く異なっているのは最早職人技と言っても良いだろう。全15曲。
☆☆☆★★★ Punk Rock High / Razorblade / Better Than Art / Bahnhof Zoo
The Pretender / Going Out With The Dead / Promise
Pop Punk The Huntingtons "Get Lost"