thewarpedradio

Servo

Everything's Different (1999)
ex-GanのAndyが加入したことによってバンドとして大きく変化をし、1曲目の時点でノックダウン必至のServoの唯一のフルアルバム。女性ボーカルのキュートさとMelodic Punkの持つ疾走感や力強さ、そしてUK Melodicの少し陰りのあるメロディ、そしてどことなくPower Popをも彷彿とさせるようなポップさ、そういったあらゆるものが高次元でまとまっているのが本作であろう。Carolyn嬢の力強くもキュートに歌い上げるメロディはあるゆるジャンルのリスナーを引きつける良い意味で全方位的な魅力を兼ね備えている。またメロディの良さが際立つ作品ではあるが、それと併せてAndyの哀愁漂う泣きのギターも聞き所の一つである。DickieとUK Melodic界では双璧をなす彼のギターは今作でも遺憾なく発揮されており、Hooton 3 CarのGrahamによる曲も含めて最高である。全11曲。
☆☆☆☆★★ Charver / Best Guess / Vice Versa / How? What? Why? / Incident
All Gone / Nothing In Common / Tealeaf / Another Day Friend
UK Melodic Chumped "Teenage Retirement"