thewarpedradio

This Time Next Year

The Longest Way Home (2008)
前作の1st EPがジャケットを変えて日本盤としてもも発売された彼らの2nd EP。本国でのシーンの盛り上がりや、バンド自身の勢いをそのまま如実に表すかのように勢いに溢れつつも、ポップさと軽さ、重さが際立った作品になっている。特に1曲目は彼らの持ち味である爽快で軽快に駆け抜けていきながらもHardcoreの重さやフックが効果的に効いている。2曲目は緩急をつけてミドルテンポのところはダイナミックに伸びやかなメロディを強調し、3曲目は前作のラストを飾った楽曲のアコースティックで、元々メロディは勢いの中にも壮大さが多分に含まれていたがアコースティックになったことによりその良さがより印象的に鳴っている。4曲目はルーツの一つであろうKid Dynamiteのカバーであるが、激しさの中にもポップさという両バンドに共通した要素までもきちんと昇華したバラエティに飛んだ作品である。全4曲。
☆☆☆★ Alex In Wonderland / Cheers To A Late Night
Pop Punk Misser "Distancing"