thewarpedradio

The Arrogant Sons Of Bitches

Three Cheers For Disappointment (2006)
彼らのラスト作品であるが、最後に本当にすばらしい作品を届けてくれたと言っても過言ではない程に素晴らしい作品となっている。ホーンの数が多く、メロディも早口で言葉をたたみかけているためにごちゃごちゃしているにもかかわらずそのように感じさせずに、むしろそれが彼らの最大の魅力としてあるのは、それぞれの演奏力の高さとともにメロディの素晴らしさの賜物であろう。他のバンドと比べるとスカの陽気さは感じることは多くないが、ひたすらシンプルにストレートであり、他の要素は垣間見れるだけであるために、むしろSka Punkの基本に忠実であると言ってもよいのではないだろうか。それが彼らの持っているエネルギーと相まって他を圧倒する勢いと強烈な個性を発揮している要因と言えるだろう。後のBTMIと比べると他ジャンルの要素はあまり感じられないが、ホーンの中にJazz的な要素も感じることが出来、シンプルな中にも非常にセンスがあると感じることのできる作品である。全13曲。
☆☆☆☆★ All I Do Is Deal With Assholes / So Let's Go! No Where
Kill The President / Rocketrocketrocketship / 1-800-ALARM-ME / Disappointment At The Taco Bell / Piss Off
Yeah I Don't Know What It's Like To Be Around A Bunch Of Hipsters
Ska Punk Streetlight Manifesto "Somewhere In The Between"