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Boardroom Heroes

Boardroom Heroes (2011)
メリーランド出身の彼らの1stAlbum。この当時メンバーは兄弟2人であり、そういった面では非常に現代的な自由な発想に基づいていると捉えられるかもしれない。しかし音はより90年代の懐かしい音を現代なりの解釈に基づいている。00年代からのMelodic Punkは哀愁というのがキーワードになっていたが、彼らの場合はその王道に完全に乗っかる訳ではなく、むしろそれより前の時代の影響を色濃く感じる。彼らの最大の魅力であるメロディは常にエバーグリーンであり、青臭さを感じさせる。しかしそこに古臭さはなく、ポップでありながらもメロディがアレンジに負けることなく前面に出てきている。このバランス感は10年代ならではの現代っぽさであろう。若干鼻にかかった様なボーカルは初期のSwellersやFor No Oneなどを彷彿とさせる。そして派手なリフなどがない分よりメロディが引き立っており、これが最初の作品であるとは思えないくらいの出来である。勢いで押し切るのではなく、純粋にメロディの良さと疾走感で勝負している本作品が与えたインパクトはかなり大きいと言えるであろう。全12曲。
☆☆☆☆★★ Forever Yours / Sister City / Pitchfork Politics / Atlantic
The Beautiful / Flat Tires(In America) / Expat / Plainview Ishmael
Fast Melodic Punk The Swellers "The Swellers"