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Hopeless Dew

1st Demo (2008)
都内中心に活動しているHopeless Dewの1st Demo。メロディに特徴があり、そのメロディやボーカルに若干の癖があるが、完全に日本人離れした雰囲気を漂わせている。これが彼らの最大の特徴であり、強烈な中毒性を秘めている。近年のバンドに多い様なテクニカルな部分も、メタリックな部分も共に排除しており、この彼ら最大の武器で早くも勝負をしている様に感じる。音も全体的に歪みが強い部分もあるが重すぎず軽さも感じさせており、それがどことなく北欧をイメージさせる疾走感を生みだしている。若干荒削りで力の入りすぎている部分は感じられるものの、日本人らしからぬメロディラインが本当にまだ段階なのに素晴らしい。今後のEPやAlbumにも大きく期待したいバンド。全2曲。
☆☆☆★★ Broken Envy Even Know / Nothing To Make It Up
Melodic Hardcore ------------------------------

2nd Demo (2010)
前作を出してから約2年。かなりの飢餓感を感じさせていた頃にようやくようやくリリースとなった2nd Demo。前作で若干気になっていた部分も確実により良い方向に改善されており、結成からの数多く行ってきたライブでの成長をふんだんに盛り込んだ作品である。しかし単なるメロコアではなく、2曲目の様な今までとは一線を画すようなミディアムテンポの曲も収録されている。しかし既にHopeless Dew節と言うべきものが今作で確立された感があるため、どんな曲をやってもまさにHopeless DewはHopeless Dewである。所々様々なバンドを彷彿とさせる様な一瞬が個人的には感じる事があるが、今まで彼らが聞いてきたであろう音を上手く自分たちなりに消化しているバンドである。今後も最大の持ち味であるメロディを存分に生かした楽曲、活動が楽しみなバンドである。全3曲。
☆☆☆★★ Ordinary Heroes / Prejudice / Time For Action
Melodic Hardcore ------------------------------

Why Don't You Wonder What Proves People Exist (2013)
ついに正式単独音源となった彼らの1st EP。キャリア初の音源であることに対しての気負いや荒削りさは微塵も感じさせず、以前の作品と比べてもかなり洗練されているように感じる。それはメロディの持つキャッチーさや説得力、そしてそれに対してのギターなどのアレンジの当て方が基本に忠実でありながらも決して古臭さを感じさせない、自分たちに影響を与えたものをしっかりと現代風の解釈をもとに自分たちの世界観へとうまくブレンドしているところが本作の最大の魅力であろう。1曲目の持つ破壊力は素晴らしく、イントロの時点で思わずガッツポーズをしてしまうほどであるが、この曲に限らず最初から最後までが全速力で駆け抜けながらもメロディがしっかりとしており、Melodic Hardcoreの理想がここにあると言っても過言ではないだろう。またボーカルがほとんどずっと歌っているかのような印象を持つほどにメロディがしっかりとしている。過去の作品から再録もされているが別の曲かと思うくらい印象が変わっている、そんな大きく飛躍した1枚である。全6曲。
☆☆☆☆★ Why Don't You Wonder What Proves People Exist / Better Days
Time For Action / 26 Again / Trigger / Nothing To Make It Up
Melodic Hardcore Set Fire To Reason "Remote Controlled"