Main Line 10
Better Together (2018) | |
2018年4月のアジアツアーに合わせてリリースされたされたEP、The Foxと前作のSharksをコンパイルしてボーナストラックも追加してMilestone Soundsから発売された日本独自編集盤。前作で大躍進を遂げた彼らではあるが、今作でも前作同様非常に近代的なMelodic Hardcoreを鳴らしつつも、全体的には前作よりもスピードがより高速になっている印象を受ける。その中でも3曲目はシンプルに疾走感を重視した高速メロディックサウンドである一方で4曲目はそれに反してHardcoreテイストが強めになっていたり、5曲目はその中間を行くかのようなテクニカル要素を全速力で駆け抜ける勢いとともに全面に出した10s以降のMelodic Hardcoreなど前作以上に多彩な楽曲が揃っており、完成度としては前作を軽く凌ぐ出来栄えであり、更に躍進する1枚となる予感が詰め込まれている作品といえるだろう。ボーナストラックは以前配信していた楽曲の再録とRise AgainstとLinkin Parkのカバーととなっているが、カバーは原曲の持つ良さを残しながらも完全に自分たちのサウンドへと作り変えた必聴盤である。全19曲。 | |
☆☆☆☆ | Rise and Fall / Survive / Friends Don’t Lie / Blackbird Voices And Souls / Outatime / Who Am I? / System Failure Alive To Tell / Gone But Never Forgotten / Thanks |
Melodic Hardcore | A Wilhelm Scream "Ruiner" |