thewarpedradio

Propagandhi

How To Clean Everything (1993)
自主制作の3枚のデモを経てFATから発売されたカナダを代表するポリティカルバンドであるPropagandhiの1st。FATからリリースとはなっているが王道のMelodicサウンドではなく、ギターが1本であるとは思えないような厚みのあるギターが中心でありつつも3ピースであることを活かした速さの中にスカを織り交ぜた緩急や音の強弱、足し引きなど非常に多彩なメロディやアレンジが中心となっている。それでもまだこの頃は勢いそのままにシンプルに駆け抜ける楽曲が主ではあるものの、既にこの頃から後に見られるようなプログレ的な展開は随所に見られている。そういったサウンド面では軽さを持ち合わせつつもスラッシーな重さをも兼ね備えた稀有な存在であるが、それと併せて着目すべき点は彼らの姿勢、思想が全面に出たポリティカルな歌詞であろう。スカを全否定する歌詞をスカのリズムで歌う5曲目やタイトルだけでなく歌詞に作品全体にFuckを多様しつつも非常にポップさが漂っていたりなど一筋縄ではいかず、聞けば聞くほど中毒性が増す作品である。全12曲。
☆☆☆☆★ Anti Manifesto / Hate, Myth, Muscle, Etiquette / Ska Sucks
Middle Finger Response / Haillie Sallasse, Up Your Ass
This Might Be Satire / I Want U 2 Vant Me
Fast Melodic Punk I Spy "Revenge of the Little Shits"