thewarpedradio

Schroeder

The Game Is About Over (2002)
八王子が誇る90s Fast Melodic Punkの最高峰、Schroederの唯一の単独作品。八王子が誇る90s Fast Melodic Punkの最高峰、Schroederの唯一の単独作品。NOFXのようなファニーさを漂わせている部分もあるが、根底には90sの北欧メロディックからの影響を強く感じさせるサウンドは時代を経ても決して色褪せない普遍さを持っている。特にそういった影響を強く色濃く感じさせるのは少し鼻にかかったボーカルやメロディであるが、それを補完するのが手数の多いドラムと他の楽器に埋もれることなく存在感を示しているベース、そして決してメタリックではないがドンシャリを強調した2本のギターの絡みであり、全てが古き良き時代の音を完全に継承しつつもそのまま再現するのではなく近代化する部分は進化させている。シンプルかつ高速でありながらもオリジナリティを十二分に兼ね備えたサウンドは、真似しようにも真似出来ない次元にまで達している。またライブでは音源よりももっと速くなり、更にはアホみたいに動き回りつつも決して演奏はぶれないという神がかっていたバンドであり、世の中に残した音源が他にLifestyleとのスプリット1枚とオムニバスに何曲かという少ない状態であるのは本当に残念である。全4曲。
☆☆☆☆★ O.D.M. / Stroll Of Me / Kick Out The Jam / Reason
Fast Melodic Punk Millencolin "Life On A Plate"