Scott Murphy

Battle Ground (2009)
	もはやJ-Popにshopでもカテゴリーされている彼の1st EP。段々とオリジナル曲が増えつつあることから考えてもかなり戦略的な意図を感じざるを得ない一連の流れではあるが、正直可もなく不可もない作品であろう。それなりに日本語が上達している分完全に歌詞を聞き取れてしまうためSnuffとは異なり、独自色が楽曲の中にない。そもそも彼の曲がきちんと発売されていない段階ではその判断にも困るのが本音である。今作ではついに2曲が収録されているがAllisterの延長線上ではなく、むしろ前情報がない状態で聞いた方が良いだろう。打ち込みなどを多用したある種ここ最近のはやりであるElectrical Popであり、そこにかつての面影はない。これが今の彼がやりたいことであると言われればそれまでであるが、昔の姿を期待せずを得ない。全4曲
☆☆	15の夜 / Things I Should've Said
Pop	------------------------------