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WASEI HEY! GO!

Wasei Hey! Go! (2015)
イタリアのレズモ出身である彼らの1st EP。バンド名からイロモノ扱いやそのセンスが若干疑われたり、B級扱いしたくなる部分もなくはないが、作品としては良い意味で裏切るような完成度になっている。力強くもキャッチーなメロディを中心に据え、その分決して高速ではないながらも適度な疾走感を兼ね備えたサウンドはメロディがシンプルに響いてくる。特に1曲目はヨーロッパ特有の少し湿った哀愁を帯びながらも、どこかカラッとした雰囲気も感じるメロディが心地よい速さの中で力強く歌われている。また2曲目はミドルテンポでどっしりと構えたエモーショナルさが強調されているが、2人のツインボーカルがその分映えており、そして3曲目は冒頭2曲が90s〜00sからの影響が色濃く残ったサウンドだったことに対して、そこに10s以降のモダンな要素が入り込んだサウンドであり、曲数自体は少ないながらもバンドとしての幅広さを感じさせてくれる作品である。全3曲。
☆☆☆★ Comedy / Ordinary Day / Mud
Pop Punk Punchline "The Rewind EP"
For The Fuman Species (2016)
前作からメンバーチェンジもあり、約2年ほどの間を空けてのリリースとなった2nd EP。前作ではバンドとしての影響を受けたであろうサウンドを多様な形で表現していた楽曲が多かったが、今作ではミドルテンポ中心でどっしりと構えたエモーショナルさやメロディの良さを全面に押し出した楽曲が並んでいる。特に2曲目ではグッとスピードを抑えたことによりダイナミックさや壮大さを感じさせたり、3曲目では打ち込みを取り入れているなど、相変わらず部分部分で非常にモダンな手法を取り入れている。しかしその分綺麗にまとまりすぎているような部分もあり、1曲目のようにアップテンポで疾走感がある楽曲がもう少しあれば、彼らの良さがより生きるようにも感じられる。非凡なセンスを感じさせる部分も多いが、少し埋没してしまっているような感もあり残念なところではある。全6曲。
☆☆☆ Setting Sun / Far Away / Japan Pavilion / The End
Pop Punk Fireworks "We Are Everywhere"