Broken Cedars
Forever (2000) | |
カリフォルニア出身の彼らが産み落とした唯一の作品となる、スマイリーボムのジャケットが印象的な1st。シンプルながらも隙間なく詰め込まれているドラムによってドタバタ感が満載ではあるが、それが少し抜けたところもあるキャッチーなメロディに非常にマッチしており、派手さもテクニカルさもなく勢いと緩急、そしてメロディとコーラスで押し倒す王道であるからこそその魅力やセンスが光る作品になっている。Sick Of Changeなどの初期のMelodic Hardcoreの影響を強く感じさせる部分もありつつ、メロディラインは初期Slick Shoesの香りを色濃く反映しているようにも感じられる。また3曲目などはMxPxにも通じるようなPopさもドタバタ感の中に感じる部分もあったり中盤からは少しミドルテンポの楽曲が増え、そのことにより作品としてもメリハリがあったりとドタバタ感の中で多様な要素を感じられるのが彼ら最大の魅力であり、癖になる作品である。ローカルバンドの一つであったが、この作品のみで終わってしまったことは非常にもったいないバンドである。全15曲。 | |
☆☆☆☆★ | Toast / Spush / Melvin / Me / Sequence / My Leg Hurts Afterburners / Green Valley |
Fast Melodic Punk | Donuts N' Glory "When Pregnasaurs Ruled The Earth" |