thewarpedradio

Skin Of Tears

Shit Happens (1995)
ジャケットのアホらしさが印象的なドイツ出身の彼らの1st。今は亡きドイツの名門Lost & Foundからリリースされていることからも推測できるように弱冠のっぺりとしたメロディでありながらも勢いと疾走感、そしてカッティングを使った緩急を駆使した引き出しの多さが印象的な名作である。基本路線としては初期Randyや初期Millencolinに通じるようなこれぞSkate Punkと言わんばかりの速いながらもポップなメロディとエッジの効いたソリッドなリフを中心に構築されており、その軽さと速さが緩さとシリアスさのコントラストを明確にしている。特にメロディに派手さはないながらも耳に残るようなフックのあるものが多く、シンプルに勢いだけで駆け抜けているとは語れない作品であり、3曲目のBoys Of Summerのカバーは原曲の持つ夏の雰囲気はほんの少しだけ残しながらも、どちらかと言うと北欧の陰りのある陰鬱さをも感じさせる。しかしその一方で5曲目のようにメタリックなフレーズを中心に据えている楽曲も合ったりと、根底にはGerman Metalの影響も感じられるところもあり、全体的に少し古臭さを感じる部分もなくはないがリリース当時としてはかなり革新的なサウンドであり、センスの非凡さを感じることができるだろう。全15曲。
☆☆☆★★★ Joking Apart / Just Think About It / Don't Say A Word
Suicidal Thoughts / I Guess I'm Alone / Finally Gone / Loser
Still A Loser
Fast Melodic Punk Not Available "Resistance Is Futile"