A Time To Stand
Light Years (2019) | |
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これまでEPやRiver Jumpers、The Walking Targetsとのスプリットはあったが、アルバムとしては活動歴に反して初となるドイツ出身の彼らの1st。モダンなMelodic Hardcoreをベースにしつつもブレイクダウンを取り入れたサウンドやメロディの質感は、どことなくEasycoreの要素すらもを彷彿とさせる。力強さの中にも明るさがあり、爽快で疾走感のあるメロディとギターのソロが織りなすドラマティックな展開が素晴らしい。それを一番顕著に物語っているのが、8分を超える長尺の14曲目だろう。中期Yellowcardのように疾走感の中にバイオリンなどを効果的に取り入れ、速さや勢いの中でも荘厳かつ重厚なアレンジで構築し、最後はファミコン的な8-bitの打ち込み音という影響を受けたであろう様々な要素がバランス良く組み合わさっているのは彼らのセンスの賜物であろう。そのため中盤で少し作品としてはだれてしまうのが残念である。全14曲。 |
☆☆☆★★★ | Generic Pop Punk Intro / PB City Winter Blues / Gantville Ape-X Predator / M-Class Planet / The Great Slasher Movie Ride Maybe All That Hardware's For Making Coleslaw Durian Fields Forever |
Melodic Hardcore | Chunk! No, Captain Chunk! "Something For Nothing" |