thewarpedradio

Thanx 4 All The Shoes

Celebrating Falsity (2010)
NOFXのアルバムからバンド名をとっているだろうと思われるイタリア出身の彼らの1st Album。しかし音までNOFXから、という訳ではなくむしろ近代メロディックにかなりの影響を受けており、初期Belvedereなどの系統を色濃く受け継ぐバンドである。前作のEPより多少難解なアレンジにはなっているが、良い意味でメタリックなリフであったり複雑怪奇すぎばプログレッシブ的なアレンジはあまりなく、Hardcoreの影響を強く感じさせるほどに楽曲の重さが増している。この速く、そして重いアレンジにハイトーンのボーカルが乗っかってくるのが彼らの最大の特徴であろう。また曲の要所要所にスクリームを入れてくる辺りは'00年代後半のバンドであることをより強く印象付けてくれる。あまりヨーロッパ、特にイタリアのバンド特有のemoっぽさを含んだ明るく乾いたメロディの要素は皆無でありもちろんヨーロッパの要素も含んでいるが、90年代のケベックなどのバンドのメロディに近いものを感じることができ、その点は懐かしさすら感じさせるバンドである。歌っているメロディとは言い難い部分もあるが、メロディアスであり高速で飛ばしているが故にメロディとハイトーンの声質が生きてくる良作である。全11曲。
☆☆☆★★ Face The Facts / Merciless / Celebrating Falsity
Home Is Where Bombs Rain / I Saw / Death As Business
Taste The Hell / Better Than Hollywood
Melodic Hardcore From The Tracks "The Greater Distance"