|

thewarpedradio

Winning Streak

Whichever Path You Take (2018)
Illegal Operationとして以前活動していたメンバーが、解散から12年、再結成にあたってWinning Streakへ改名をして発売された初の1st。バンド側としても相当の気合を持って制作したことはMuch The SameのGunnerや、MxPxのMike、UNFANのDaveがゲストとして参加し、プロデュースがThe GamitsのChrisであることにも現れているが、作品自体もこれらのメンバーが参加していることが如実に表していると言えるだろう。作品全体が軽やかな疾走感を最前面に押し出しているために、適度なテクニカル要素はあるものの重さがなくあくまでも心地よいメロディを重視した作品になっている。またそのメロディもキャッチーで力強くも非常に伸びやかで透明感に溢れているため、哀愁を感じさせつつも青臭さ全開でコーラスもメロディに対してカウンター的に入っている部分も多く、派手さはないながらも勢いの中にもインテリジェンスさや成熟度合いに溢れている。そして前述のようなゲストボーカル陣も多彩であるために様々な質感のボーカルがメロディに多彩な表情を加えており、より一層それぞれの楽曲が映える結果となっている。全11曲。
☆☆☆☆★ Messages / Where Does The Time Go / Whichever Path You Take
Your Bones / Sleep Alone / Avarice / Warhawks
The Black Behind The Stars
Fast Melodic Punk Much The Same "Survive"