thewarpedradio

Steven Neufeld

Outmaneuvered (2019)
Hey Mike!を始めCraig's BrotherThis LegendBrookhurstなど様々なバンドに参加しているStevenのソロ名義としては初となる1st。Hey Mike!やBrookhurstはStevenが中心となっていたが、こうしてソロ作品として聞くとRufio=Scottであったように、Steven=Hey Mikeであったことを強烈に印象づける作品である。1曲目のイントロの疾走感からメロディの乗り方や鳴り方など全てにおいて前述のバンドを彷彿とさせつつも、Steven独特の青臭さのある声質によって歌われるメロディの質感は彼独自のものである。しかしそんなメロディの質感はこれまでのどの作品と同様でありながら全体的に荒々しさや重さを感じさせる楽曲もあり、より現段階での彼の志向が反映されていると言えるだろう。しかしそういった勢いに溢れた楽曲であっても甘酸っぱいメロディや3曲目のようにキャッチーなリフが詰め込まれおり、彼の魅力が十二分に詰め込まれた作品であり、Mixの問題なのか、全体的に音が小さく音圧が弱いところが少し残念ではある。全9曲。
☆☆☆★★★ Sunlight Left Me Blind / Mad About the World
A You & I (Arranged) / Plan of Hearts / Nefarian / For Good
Melodic Punk Saves The Day "Can't Slow Down"