thewarpedradio

Strike Anywhere

Change Is A Sound (2004)
元InquitionsのThomasを中心に結成された彼らの1st。前作のEPではまだバンドとしての初期衝動に溢れ荒削りさや昔の影をどことなく感じる部分がなくはなかったが、今作ではそれを全て一掃し完璧な作品に仕上がっている。Hardcoreの王道や基本に良い意味で忠実でありながらもそこにポップさやキャッチーさを盛り込んだサウンドは、Sick Of It AllやH2Oなどのように今までの流れを踏まえながらも新たな方向性を提示したと言える。内面から振り絞るかのよう吐き出し叫び続けるボーカルはmさしくHardcoreではあるが、そこには不思議と疾走感と共にキャッチーさがあり、聞きやすさや分かりやすさが混在している。Hardcoreの勢いや激しさとMelodic Punkのキャッチーさや軽さのある疾走感、哀愁などが全て一つに新たな解釈とバランス感でまとめあげられたのが今作でありRise Againstと並んで数多くのフォロワーを生み出し、一つの新たなジャンルを作り上げた歴史的名盤である。全11曲。
☆☆☆☆★★ You're Fired / Timebomb Generation / Refusal
Laughter In A Police State / Sunet On 32rd Street / Detonation
S.S.T. / Three On A Match / My Design
Melodic Hardcore Rise Against "The Unraveling"

In Defiance Of Empty Times (2012)
前作と前前作の間を考えれば比較的速いリリースとなる今作は初のライブアルバムであり、なおかつ前年に行われたアコースティックライブを収録したものである。近年のMelodic HardcoreやMelodic Punkのバンドの多くは疾走感や勢いとともに、テクニカルな面を前面に出している楽曲が多い中、彼らにももちろんそのような側面があることは否定できない事実ではあるだろうが、こうやって改めてアコースティックという音数的にもアレンジ的にもシンプルな状態になることにより、純粋にそのメロディの良さに改めて気付かされるだろう。楽曲自体は前作を中心に初期の曲も収録されているが、ギターのアレンジはほぼ原曲通りであり、緩急や情感豊かに歌い上げるThomasの歌がより映える形になっている。長い間第一線で走り続けている理由として、楽曲だけではなくThomasによる歌もその大きな要因を占めていることが十二分に体感できる作品である。全11曲。
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Acoustic Four Years Strong
"Some Of You Will Like This, Some Of You Won't"